事例紹介

Case

パソコンの長期レンタルで実現する「持たざる経営」 サポート万全なレンタルマーケットへの信頼は揺るがない

ハンソン・イノベーション株式会社は、北欧のスウェーデンに本社を持つスウェマック イノベーションAB(以下、スウェマック社)の日本法人です。スウェマック社は、世界中の多くの整形外科医が知っている大腿骨頚部などの骨折治療で使う高品質のインプラント(内固定材)のパイオニアとして知られており、それ以外にも手術練習用シミュレーターや研修プログラムなど骨折治療の包括的なソリューションを提供しています。

2019年に設立したハンソン・イノベーションは、2021年7月から日本でスウェマック社の製品販売を手がけて急成長しています。同社は北欧の親会社の「モノの保有は最小限にすべき」という方針に基づいて設立当初からレンタルパソコンを積極的に導入してきました。

以前のレンタル会社への不満から、2022年に新規のレンタル会社を開拓。それを契機にレンタルマーケットのパソコンを導入することになり、今では大半のパソコンをレンタルマーケットから長期レンタルしています。今回はハンソン・イノベーション業務管理統括部人事総務部の遠藤美生さんに以前の会社からレンタルマーケットに切り替えた理由やレンタルマーケットの魅力、パソコンを長期レンタルするメリットなどについて詳しくお伺いしました。

目次

  1. 「持たざる経営」を支える長期レンタルの魅力
  2. 迅速な対応で選ばれたレンタルマーケット
  3. 顧客第一の姿勢が信頼と感動を呼んだ
  4. 導入時間を大幅短縮。手厚いサポートの実力

ハンソンイノベーションが取り扱う医療機器の画像

「持たざる経営」を支える長期レンタルの魅力

――御社で使用しているパソコンの長期レンタル比率は8割を超えていると聞きました。パソコンは購入するものと考える日本企業がまだまだ多い中、長期レンタルの魅力はどこにあると考えていますか?

親会社であるスウェマック社が北欧のスウェーデンの企業ということもあり、私たちの会社はモノを極力持たない経営を目指しています。そのため経営に必要な設備や備品については、極力レンタルを検討して、どうしてもレンタルできないモノだけ保有するのが基本姿勢です。

パソコンを長期レンタルする魅力は多くあります。常に最新スペックのパソコンを使用できたり、故障や不具合があってもすぐ交換してもらえたり、会社の資産として計上されたりしないなどです。当社には約40名の社員がいますが、パソコンの長期レンタル比率は87%に達しており、保有するのはレンタルが難しい一部のハイスペックな機種などわずかです。

レンタルマーケットとのお付き合いが始まったのは2022年です。以前のレンタル会社から契約を順次切り替えて、今では計33台のパソコンをレンタルマーケットから調達しています。レンタルマーケットには絶大な信頼を寄せており、今後も残りの切り替えと新規分のレンタルもお願いするつもりです。

迅速な対応で選ばれたレンタルマーケット

――嬉しいお言葉ありがとうございます。レンタルマーケットを選んでいただいた理由は何でしょうか?

当社の営業社員は全員がリモートワークで全国各地に点在し、整形外科がある大学病院や地域の中核病院などを飛び回っています。営業先である整形外科の先生方は緊急の手術などが多くて多忙を極めており、営業社員もその合間を縫って営業したり、ときには自らも手術に立ち会ったりするなどスピード感が求められます。

ただ、以前の会社からレンタルしていたノートパソコンの重量は1100gと重く、サポート対応も遅かったのが不満だったので、新たなレンタル会社を探すことにしました。ネットで「PC レンタル 評判」などと検索して情報収集した結果、大手3社とレンタルマーケットの合計4社に問い合わせて見積もりを依頼しました。

4社の中でレンタルマーケットの営業担当が親身になって相談に乗ってくれてレスポンスも早かったため、心をぐっとつかまれたことを覚えています。その後、内勤社員用のノートパソコンを5~6台借りる契約を早速行い、レンタルマーケットとのお付き合いを気持ちよくスタートできました。

ハンソンイノベーションが取り扱う医療機器の画像

顧客第一の姿勢が信頼と感動を呼んだ

――2024年4月にレンタルマーケットから営業社員用のノートパソコンを25台導入する契約を締結しました。

はい。導入するまで苦労しましたが、レンタルマーケットの顧客の要望を実現しようとする顧客第一の姿勢に助けられて、B5サイズで重量が888gの超軽量ノートパソコンを25台導入することができました。導入に至るまで最も苦労したのがレンタル料金です。

ご存知の通り、超軽量のノートパソコンはレンタル料金も高額です。私は何としても導入したかったため、私の上司と何度も相談して予算を調整し、レンタルマーケットの営業担当と50円単位での値引き交渉を何度も行って締結することができました。粘り強く交渉に応じてくれて感謝しています。

一番嬉しかったのが、契約締結前にもかかわらず、導入予定の超軽量ノートパソコンを一括購入してくれたことです。レンタルマーケットの営業担当曰く「メーカー在庫が既に50台しかなく品切れになるリスクがあったため、必ず注文してくれると信じて先に購入して確保しました」と。リスクを冒してまで顧客の要望を実現しようとしてくれる姿勢に感動しました。私も心意気に報いたかったので、レンタルマーケットに発注できて良かったです。

パソコンを操作するお手元の画像

導入時間を大幅短縮。手厚いサポートの実力

――導入時のサポートはいかがだったでしょうか? 期待通りでしたか?

はい、手厚くてありがたかったです。当社にはIT部門が存在せず、私一人で25台すべてのノートパソコンの設定を行う必要がありました。設定時間は当初の予定だと1台数十分かかる見込みでした。設定時間を短縮できないかを営業担当に相談したところ、技術担当との打ち合わせを設定し、二段階認証のプロセスを簡略化してくれたり、クリック操作を減らしてくれたり対応してくれました。その結果、なんと設定時間を当初の予定より半減できたのです。驚くとともに、レンタルマーケットへの信頼がますます厚くなりました。

――パソコンの長期レンタル導入を検討している企業に向けて、アドバイスをいただけますか?

サポートの良さは導入してみないと分からない側面が確かにあるものの、営業担当の発言や姿勢を見ていれば想像できると思います。営業や商談など常に誠実かつ真摯に向き合ってくれたレンタルマーケットはサポートも万全でした。

サポートが万全だと長期レンタルの魅力は増します。ITの専門部署がなくともパソコンの管理業務をある程度任せられるからです。社員数が限られ事業成長のために人材リソースを投入したい私たちのような成長企業にとってパソコンの管理業務をアウトソースできるのは大きなメリットです。

今後は医師向けの展示会などで使う手術練習用シミュレーターが動くグラフィックボードを搭載したハイスペックな高性能ノートパソコンもレンタルする予定です。「持たざる経営」を実現するべく、会社で利用するパソコンの全てをレンタルマーケットから長期レンタルすることを目指したいです。